行って良かったNフレンズ2018
Nフレンズ2018.7.22(日)行ってきました。Nフレンズとは、今年受験を終えたばかりの日能研卒業生が、学校ごとにブースを設けて受験生親子の質問に答えてくれるというイベントです。親子ともおしゃべりが苦手なので、去年は行かなかったし今年も行かないつもりだったんですが、朝、掲示板など見たら「日能研で一番いいイベントだった」的な口コミがあったので、急遽申し込みして行くことに。
結果、行って良かったです。
我が家はあまり個別ブースは活用しきれなかったかな?という感じ(悪いのは私達で、来てくれている生徒さんは本当に良い子達。他の親子はガンガン質問してめちゃくちゃ喋ってた)だったけど、受験の時に使ったまとめノートとかを展示してくれてる中学もあり、その中の過去問ノートを見た娘が、帰宅後「うちに何か過去問ない?」と。いや今までも何かにつけ出して来てたんだけど!と思いつつ3冊出すと「えっ、あるの(笑)」。今まで見えてなかったor何かわかってなかったのね…
そして小石川の算数に興味を示して解いておりました。「難しい」と言ってたけど、中学に行くには入試があり、そして入試は難しいということが本人の中でつながっただけ一歩前進です。
目の前に勉強があるから勉強してる、という感じだったのが、何のためにやるのか本人が自覚できたようなのが一番の収穫だったかな。なので、おしゃべり苦手とか、特にまだ聞くこともないかも、という場合でも行ってみると刺激になるかと思います。何校か開催されるミニ説明会も、生徒さんが話してくれるので身近に感じられます。うちの子はそれで小石川に興味を持ったようです。もちろんNフレンズの参加姿勢としては具体的な勉強方法をガッチリ質問してくるのが一番有意義かと思います!
さあこのタイミングで5年生難関校研究講座の案内をもらってきました。ちょうど意識が高まっている今、娘は受けたいと行ってるけど、日曜がほとんど潰れてしまう…学校見学とか、科学館や美術館とかのお出かけとかの方がまだこの時期には有益じゃないかと迷ってます。
『ユダヤ人が語った親バカ教育のレシピ』
- 作者: アンドリュー・J.サター,ユキコサター,Andrew J. Sutter,Yukiko Sutter
- 出版社/メーカー: インデックスコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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その迫害されてきた歴史から、頭脳を大切にするようになったユダヤ人の教育方法を紹介したもの。ユダヤ人の夫と日本人の妻の共著で、著名なユダヤ人のインタビューも複数収録。
与えるとか教えるとか躾けるとかと真逆の性質の教育方針。本人の中にあるものを伸ばす。シュタイナーとかモンテッソーリと親和性が高い。
ざっくりまとめると、教育とは子供をよく観察しながら色々なことを経験させて、感じさせて、考えさせて、コミュニケーションをとり、さりげなくフォローすること。
こう書くと「当たり前じゃん!」て感じだが、これを実行するための具体的な心がけや言葉がけ(良いもの、NGのもの)、子供がこうなってたらちょっとまずいかも、の例が豊富に載っているのが本書の特徴。
文中の「子どもの興味の数センチ先に道を作ってやる」という表現はわかりやすい。親がレールを敷くのではなく、かといって放っておくのではなく、走り出しやすくサポートする。それが親のできる一番の教育。
シュタイナーで幼児期を過ごして、さあそろそろどうしようと困っている親御さんの参考になるのではないでしょうか。
メモ:子供を連れ出す場所
博物館 美術館 科学館 展覧会 史跡 城跡 国定公園 天文台 大学や図書館 隕石跡など大規模な自然現象をあらわす土地
運動 演奏 天体観測 海辺、山など
各種コンサート